かるくお腹をこわしてしまいました、ノロウイルスが流行っているだけに心配です。
さて、昨日の話は皆さん覚えていますか？
一生懸命で真面目すぎて、お客様の事が見えないんですね。
頑張っている人にありがちな落とし穴です！
今回の解答は、小売店から飲食・美容室・サラリーマンなど、とにかく人に関わるお仕事の方には、即戦力になりますので、最後まで読んで下さい。
昨日、知り合いの方に、この話をふったところ、私の解答より、説得力のある、実態権を語ってもらいましたので、そちらをコメントいたします。
お客様が｛ビデオカメラが欲しい｝その他の要望は｛予算・新型である・日本製｝だけでした。
販売員のAさんは、これだけの少ない情報から、勉強しているが故に、自分本位にこれだ！と決めつけ、専門用語と知識を語ってしまいました。
これが全てです！
何度も話ましたが、誰が・誰に・何のために・・・
がまるで解っていません。
上記お客様の要望だけでは足りないので、販売員Bさんは次のことを聞きました。
「何を撮るのですか？」
｛子供の運動会です。｝
「何時から始まり何時頃終わりますか？」
｛朝９時から午後３時くらいまでです。｝
「ご家族の席は移動できますか？」
｛はい、自由に動けます。｝
さらにこれだけの情報を引き出したのです。
これは、お客様がカメラを使う目的・状況です。
これが、非常に大切です。
「運動会、つまり動きのあるお子様を撮るわけですから、手ブレ防止機能が優れていて、グラウンドの隅まで大きく撮れるズームがあって、運動会が６時間とのことですから、７時間くらい連続で撮れれるカメラがいいですね？」
笑顔で「その通りです。」
「でしたら、PかSがピッタリです！いかがですか」
｛では、Sの方で。｝
「失礼ですが、TVのメーカーもSですか？」
｛はぁ、そうですが、今日はカメラだけの予定ですが。｝
「もし、この先レコーダーなどの予定があるのであれば、同じS社のものが良いと思います。」
｛なぜですか？｝
「同一メーカーで揃えますと、１つのリモコンでTV・カメラ・レコーダーが操作出来て大変便利です。」
｛知らなかった！でも今日は予算が・・・・｝
「気になさらないでください、もし買われるにしても、編集やDVDにするのはまだ先の話でしょうし、S社のレコーダーは、来月新型がでますので、値引きができる旧型か新型かを選べますので、来月以降が良いと思います。」
｛ありがとう、お名前は？｝
素晴らしくないですか？
短時間で販売、次のアドバイスや購入意欲を持たせ、結果、名前まで聞かれて、次につながっています。
専門用語や、カタカナ、を説明する必要は、かなりの確率で必要がありません。
むしろ、多くのお客様にとっては迷惑になりかねません。
是非、皆様のお仕事にお役立てください。
今回の内容も、もっとわかりやすくコメントしていきますので、ご期待下さい。
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